茶芸師あいさつ

初めまして、茶芸師(チャゲイシ)の付 忙楽(フ モウラク)です。 茶芸師(チャゲイシ)とはお茶のソムリエであり人とお茶をつなぐ伝令師です。 私が茶芸師(チャゲイシ)の道に進んだのは、中国茶それぞれにその地域の特性(気候・風土)があることを強く感じ、多くの方にその素晴らしさをお伝えしたいと思ったからです。今世紀に入り地球環境の危機が話題となり、私たちの身近な生活そのものにも影響が及んできました。人類が誕生したはるか古代、当時の地球は今以上に厳しさがあったものの人類が生き延びる為の全ての要素をこの地球が与えてくれていました。中国茶はそのころの名残とも言える地球からの贈り物の一つとして存在しているような気がします。その地域その場所でのみ存在し得た地球の恵であると思います。 多くの方がお茶を通して幸せな気持ちになれるよう、皆様のもとに厳選したお茶をお届けいたします。

厳選茶葉

中国茶にはそれぞれ古くから語り継がれる伝説があります。 またお茶に関する資料としては漢代、紀元前59年に記された書物の中に存在する深い歴史があります。当時は、嗜好品というよりも薬としての役割が強く、後に三国時代(220~280年)以降、お茶は次第に嗜好品として、上流階級の人々に愛飲されるようになりました。 唐代(618年~907年)になると、お茶を飲む習慣が中国全土へと広がり、さらに明代(1368年~1644年) になると多くの人に嗜好品として愛飲されるようになりました。 現代は茶葉の発酵の仕方や製造方法によって6種類に大別されています。6種類の茶葉は六大茶類と総称され、発酵の進行度合いにより緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶に分類されます。その他に花茶などがあります。

産地

静心茶苑は中国全土より選りすぐった茶葉を提供しています。 切り立った岩の中腹や大草原など、過酷な環境や大自然の恵みの中で自然生息するお茶を求め産地を厳選しています。 茶葉はその土地の気候風土により味が大きく変わります。力強くもあり壮大で優雅な香りと味を醸し出す静心茶苑のお茶を育てている産地をご紹介します。